1週間の家事代行をして感じた事。
4月16日～24日の1週間、大家さん宅の一切の家事を代行しました。
事の発端は16日の午前中。大家さん一家のお子さんの誕生日パーティーの為、奥様は忙しく働いていました。ここ数か月、旦那さんの体調がすぐれないのと、お子さんのプチ反抗期、その他諸々の事情で大変なストレス下の中にいた奥様、まさかのパーティー2時間前にぎっくり腰！歩くこともままならないため、お風呂、着替え、化粧を私が介助し残りの料理の準備と後片付けも全て担うことに。
奥様が心身共にひどく疲れていたことは知っていたので、ぎっくり腰を治すためにも1週間の絶対安静を言い渡し、家事代行を宣言しました。
毎日のお掃除、お弁当作り、おやつ作り、夕飯作り、洗濯、加えて家族全員の心身のフォロー。もちろん自分の炊事洗濯もありますし、所用もあります。絶賛就活中なので普段は予定がないのにこの1週間に限って用事が相次ぎました。22日の金曜には大家さん一家の友人をディナーに招いていたので、ディナー+デザートも用意。23日夜はおでかけでお子さんのベビーシッター。そのお子さん、私に対しての嫉妬でものすごく態度が冷たい…。
朝から夜まで一家のことを考え、一家のスケジュールに合わせて行動。1人きりの静かな時間が一切なく、寝不足・謎の下半身筋肉痛・背中の痛みに悩まされました。でも私が言い出したことで、一家に気を使わせるのもプライドが許さず、意地で最後まで笑顔でやり切りました。
やりとおして思ったのは日本にいる母への感謝。同じことを何年も無休&無給でやってくれました。なのに思春期の私ときたら生意気にも母の愛情も無下にすることばかり。
何度も「お母さんごめんね」と思いながら掃除機をかけ、何度も「お母さんありがとう」と思いながら料理を作り、何度も「お母さんならこうする」と思いながら一家のフォローをしました。
幸いにも大変感謝をしてくれる優しい人たちなので爆発することなくやりきる事ができたけれど、それでも辛いことが沢山ありました。たった1週間、善意でやりだしたことなのにこの有様。これを義務としてやる世界中のお母さん/お父さんたち。本当に尊敬します。
無条件の愛情があるから、仕方ないから、他にやる人がいないから、好きだから、当たり前だから、etc...
家事をするにもさまざまな理由からだろうけど、どんな理由であれ重労働で、きりがなく、報われにくい、でも何よりも大切な仕事であることには変わりありません。
自分の為だけにやる家事からは学べなかったことを学べた1週間でした。さすがに疲れもたまっていたので、昨日は1日ダラダラ。昼寝もして夜も8：30に就寝してしまいました笑 今週は後回しにしてしまった自分の仕事を終わらせないとです。
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