こだわりが自分の首を絞めたとき、捨てたいと思った。
物持ちがが良いです。
新旧の入れ替えが上手くいってないので私のワードローブは状態の良い古いものでいっぱいでした。あれば使う。使いこなせる。だから捨てない。そして増えていく。
同じくカナダに住む日本人の友人たちは言います。「日本を出たから適当になれた」と。しっかり化粧して、しわの無いシャツに、足は閉じて座りetc. 誰かに言われたわけではなく、強迫観念なのかもしれないけど、日本では「こうじゃなきゃ駄目」というのが強かったです。
私はファッションにこだわりが強いほうでした。ハイブランド志向では全くないけど、自分に似合うものをしっかり理解して、それに応じて買っていました。こだわりは自分のスタイルを彩ると信じていました。
でも「こうでなきゃいけない」という凝り固まった常識は自分の首をしめます。ほぼスッピンに見えるヌードメイクするのはありえないとか、週に同じ服を同じように2回以上着るのはありえない、同じジャケットを毎日着るのはありえないetc
なんでありえなかったんでしょうね?笑
ようするに応用力がなかっただけだと思います。足すことでしかおしゃれはできないと思ってました。だからいくら持っていても足りないんです。そして最後は服もこだわりも「捨てたい」と思いました。
AB州にインターンで出向いたとき、本当に最低限の服だけ持っていきました。ほとんどがこの冬で終わりと決めてた服ばかりです。
そしてある日、職場の人に、「あなたのファッションはいつも上品でスタイルがあってすてきだね。」と言われました。本当に少しの服しか持ってこなかったんだよと言うと、いつも違う服を着ているように見えたのにと逆に驚かれました笑
正直「カナダだから」通ったのかもしれないですけど、少ない服でも本当に似合うものをうまく着まわしていれば、周りからそういう風に思われるんだと納得。
少ない服でも、「わたしはこれで十分」と自信をもってすごしたい。本当に必要なものと、大切なもの、そしてほんの少しのスパイスだけのワードローブを目指して断捨離まだまだ頑張ります。
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