and Sew on

Sew Beauties on My Life

売り手に徹した自分を褒めたい -Garage Saleで断捨離-

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短期引っ越しが目前に迫った8月某日、日本人の友人たち5家族とGarage Saleに参戦。Garage Saleというのはいわゆる自宅の庭先でのフリーマーケット。駐車スペースが広く、車庫があるのが一般的なカナダならではの夏の週末の風物詩です。

私の売り物は何と言っても洋服。毎晩、クローゼットの前に立ち、選びきった服たち。50着は超えていました。そのほかにも小物やアクセサリー、靴や本も持ち込んだので、1人分なのに品数は私が一番多かったです。一番若く、滞在歴も一番短いにもかかわらず…

Garage Saleは朝が勝負。暑くなる前、まだ良いものがある朝に買い手は来ます。私の場合も、1日のうちで一番買ってくれたのは一番最初に来た初老の女性でした。

あとはやはり日本人たち。日本人にしかわからない日本製品のデザインや好みがウケました。状態もよかったし、日本人女子の標準体型だったのが功を成しました。

皆が、「売りに来たのに買ってる」と笑う中、私は1つも買いませんでした。1着、気になったワンピースがあったけれど、やめました。

「私は売り手」と何度心の中で唱えたか・・。

最終的に80ドルの売り上げ、残ったものは全て寄付することに。

 

今回処分したものには、本当に高かったものや、人からのプレゼントもあったし、値段を安くしすぎたものもありました。でも今回の目的は大切だったものを1ドルでも多くお金に変え、1枚でも多く手放すこと。残ったものも、この値段で売れないのだから、キープする価値もないと潔く諦めて寄付することができました。

 

「欲」は果てしない。

持ち続けたい欲、お金に変えたい欲、買いたい欲、手放したい欲。

コンパクトに生きたいと思いつつも、まだ物への執着がこんなにあるんだなぁと実感します。

 

今回で「現時点で余計なもの」はワードローブから消えたと思いました。なのにもう一度クローゼットを見回すとこれも出して良かったんじゃないかと思うようなものが見え隠れしてます。本当に1度でどうにかできるものじゃないですね。

またGarage saleのために溜めるか、すぐに手放すかは検討します。