「整頓されている=美しい」わけではない。
実家の私室は4畳半。その狭い空間に長年悩まされ、収納に工夫してきました。分かりやすく、使いやすく、美しくをモットーに鍛えてきた整頓術。なのに美しくなくて息苦しい。
何年も整頓してきて気づいたのは、どんなにきれいに、カテゴリ別に、真っ直ぐ、整頓されていても、物が多ければ美しくは見えないし、すぐに荒れるということでした。ひとつひとつは綺麗でも全部が主張しあったらそれは魅力が半減します。それよりシンプルでもきれいに掃除された空間にお気に入りのものが1つあった方が魅力は3割増しです。
‐ 隙間を埋めたいのは本能?
余白が嫌いでした。塗り絵は色で余白を埋めるもの。刺繍は糸で布地を埋めるもの。引き出しの中、開けるたびに中のものが動くのが嫌いだし、手芸屋さんのように小さな箱一つ一つに違う部品やボタンが入っているようなのが好きだから、仕分け用のプラスティックのケースを100均で買い、ちょうどいい空き箱をああだこうだと並べ替え、ぴっちりと納めて収納するのが快感でした。古い入れ物が好きでリサイクルショップでアンティークの缶を見つけると何かの収納用にと買ってしまう癖がありました。
最終的には引っ越しの際に収納ケースを荷造りしなければいけないし、その手間とスペースに辟易したので空き箱、小分け用瓶は処分しました。
‐ そもそも小分けしなければいけないほどモノをもっていたのが間違いだった。
仕切り箱を使うことがキッチンに続いて多いのが洗面所の引き出しの中のヘアアクセサリー類。年齢とTPO、手持ちの服との相性も考えて処分して、残ったのは数点でした。
全てポーチに収納してポーチごと引き出しにしまうやり方にしてます。荷造りの作業は激減です。ポーチを取りだせば終わりだから。たくさんあったポーチも機能性が高いもの以外断捨離しました。
‐ それでも必要な収納・整理用品は「四角形」を。
何故か丸い形のものが好きで、気が付くと丸い物を選んでたりします。
丸は収納の敵です。タッパーや、箱など角がないものは無駄が出るし、他の形との相性が抜群に悪いので重ねる時なども不安定。今はどんなものでも「丸」は避けてます。
キッチンに関しては定番のZiploc愛用中です。丸は買わず色々な深さ・大きさで四角形のものを使い分けてます。
収納もまだまだ研究中。「しまえば良いというものでもない」事を念頭に整理整頓頑張ります。
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